ザ・ポーグス/堕ちた天使
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ポーグスは、1982年に結成され、1996年に解散(その後一時的に再結成)した、英国のバンドです。
この14年間の活動期間に彼らが残した足跡は大きく、それは パンク・ロックの影響を、ティン・ホイッスル、バンジョー、アイリッシュ・ブズーキ、シターン、マンドリン、アコーディオンなどの楽器で表現することで、メンバーたちのルーツである伝統的なアイルランド民謡などのケルト・ミュージックと、今を生きるポップ・ミュージックの2つのスピリットの融合を体現したバンドだったからです。
ポーグス結成の最初の第一歩は、1977年にロンドンのラウンドハウス(The Roundhouse)で行われたラモーンズのライヴの途中、トイレでシェーン・ムガウアンとピーター"スパイダー"ステイシーが出会ったところから始まります。
ステイシー(ティン・ホイッスル担当)とジェム・ファイナー(バンジョー担当)は、1970年代後半にミルウォール・チェインソーズ(The Millwall Chainsaws)いうバンドで、ムガウアン(ボーカル担当)はニップス(The Nips)というパンク・ロック・バンドで、それぞれ活動していたのですが、これを機にムガウアンはミルウォール・チェインソーズでも一時的にボーカルを務めるようになりました。
そして1980年にニップスが解散すると、ムガウアンはミルウォール・チェインソーズのボーカリストに専念するようになり、バンド名もニュー・リパブリカンズ(The Ne Republicans)と改名し、1981年初頭にはロンドンのルパート・ストリート・ソーホーにあるキャバレー・フューチュラ(Cabaret Futura)で初のライヴを行い、同日には既にデビューし、同年シングル『汚れなき愛』で全英チャート1位を獲得するエレクトロニック・ポップ・デュオのソフト・セルも出演していました。
そして同年、ムガウアンとステイシーとファイナーは、ザ・ニップスのギタリストだったジェーム・フィアンリー(アコーディオン担当)を誘い、ポーグ・マホーン(Pogue Mahone)というバンドを結成します。
このバンド名は、アイルランド人作家・詩人のジェイムズ・ジョイスの長編小説『ユリシーズ』の登場人物バック・マリガンの叫びからの引用であり、フィアンリーによるとステイシーが提案したらしく、原文によると「Pogue mahone! Acushla machree! It’s destroyed we are from this day! It’s destroyed we are surely!」となっており、英語表記で「Pogue mahone! 」の部分は、アイルランドの言語、ゲール語に直すと「pg mo thin!」となり、その意味は"俺のケツにキスしろ!"となり、彼らのルーツに根差した文学的ユーモアを感じさせます。
その後、ケイト・オリオダン(ベース)とアンドリュー・ランケン(ドラム) が加入し、バンドはロンドンのパブやクラブで演奏し、自主制作のレーベルからシングル『Dark Streets of London』をリリースしながら、BBCのラジオ1の音楽番組にも出演し、1984年のツアーではザ・クラッシュの前座を務めたことで、彼らはメディアとスティッフ・レコードの注目を集めるようになりました。
そこでバンド名をザ・ポーグスと短くし(この変更の理由は、同じケルト系のスコットランドのゲール語を話す人々からの苦情がBBCに入り、その検閲を避けるためでした)、同年10月にスティッフ・レコードからファースト・アルバム『赤い薔薇を僕に』を発表します。
そしてチャンネルの音楽番組『The Tube』で、ファースト・アルバムに収録した伝統的なアイリッシュ・フォーク・ソングの『Waxie's Dargle』のビデオが放映され、そのなかのステイシーがビール・トレイで自分の頭を叩くパフォーマンスが人気を呼び、バンドはさらに注目を集めることになりました。
そして、エルヴィス・コステロをプロデューサーに迎え、彼らは1985年にセカンド・アルバム『ラム酒、愛、そして鞭の響きレコーディングし、同時にフィリップ・シェブロン(ギター担当)が加入します。
なおアルバム・タイトルの原題は『Rum Sodomy & the Lash(ラム酒、同性愛、鞭打ち)』であり、その由来はかつてウィンストン・チャーチルがイギリス海軍の"真の"伝統について述べたとされる有名なコメントからの引用になっており、バンドの捻ったブラック・ユーモアのセンスを感じます
ロマン主義のフランス人画家テオドール・ジェリコーの作品『メデューズ号の筏』の登場人物の顔をバンド・メンバーの顔に置き換えたジャケットにもセンスを感じさせるセカンド・アルバムは、バンドがオリジナル曲の創作に完全に移行していることを示しており、ムガウアンはソングライターとしての本領を発揮し、その粗野なボーカル・スタイルとは対照的な、詩的なストーリーテリングなど繊細な文学性を発揮し、芸術的にも商業的にも成功(全英13位)を収め、同時にオリオダンはコステロと結婚してバンドを去り、後任ベーシストとしてダリル・ハントが加入、新たにテリー・ウッズ(バンジョー担当)も加わります。
しかしこの頃からポーグスの懸念材料となっていたのは、ボーカル&ソングライターで、ライヴではフロントマンになるムガウアンの精神的に不安定な行動でした
彼の歌詞とメロディーはアングロ・アイリッシュ(イングランド生まれのアイルランド系英国人)文化の細かい点へのこだわりを見事に細部まで表現する才能がある反面、その繊細さ故に飲酒癖も含めた浪費的なライフ・スタイルに溺れる破滅的な面も持ち合わせることとなったのです。
そんなバンドの成長の勢いと、秘められた暗い影を抱えながら、バンドはアイランド・レコードと新しい契約を結び、1987年末にクリスマス向けの先行シングルとして、カースティ・マッコールとのデュエット曲 『ニューヨークの夢』を発表します。
全英2位、そしてアイルランドのチャートで1位になったこの曲は、ニューヨークへ渡ったアイルランドからの移民が夢破れたあとも別れた恋人のことを思い続ける、悲しくもロマンチックなストーリーの歌詞と、哀愁を漂わせながらもスタイルの展開が鮮やかな曲調を合わせ持ち、長年にわたってクリスマスの定番曲となり、音楽チャンネルVH1 UKの投票では2004年、2005年、2006年と3年連続で史上最高のクリスマス・ソングに選ばれる名曲となったのです。
その勢いのまま、年明け早々に発表されたのが、今作『堕ちた天使』でした。
バンドにとって最も売れたアルバムにもなり、全英チャートで3位を記録しゴールド・ディスクを獲得した今作は、ウッズとシェブロン(ポーグスのメンバーで唯一アイルランド生まれ)は、ムガウアンやファイナー以外でアルバムに初めてオリジナル曲を提供するなど意欲的な姿勢を見せ、歌詞の多くは、アイルランドからの移民というポーグスの曲でおなじみのテーマに回帰しつつ、アイルランドの政治的歴史や、大人になってから遭遇する問題から子供たちを守ることを歌った曲もあり、批評家からも高い評価を受けました。
今作のプロデューサーのスティーヴ・リリーホワイト(カースティ・マッコールの夫君です)は、バンドの荒削りな部分を整理しつつ、バンドの勢いを削いでエネルギーを搾り取らないように敬意を払い、その結果、ポーグスはこれまで以上にタイトで正確、かつパワフルなサウンドを奏でています。
カースティ・マッコールとの輝かしいデュエット曲『ニューヨークの夢』だけでなく、『思い出のシャノン』の繊細さや、『ストリート・オブ・ソロー』の皮肉っぽさ、『フィエスタ』『ターキッシュ・ソング』のエキゾチックな華やかさなど、彩り豊かな熱気が感じられる楽曲ばかりです。
(なかでもエンディングの『ワーム』は聴きものです。このバンドの一筋縄では行かない個性が全開です?!)
その後もバンドはヒット作を発表し続けますが、同時にムガウアンの精神的不安定さはバンドの活動に支障をきたすようになり、遂に1991年、両者は分裂、別々の音楽活動をするようになりました。
そして2023年7月23日、ムガウアンが集中治療室に入院したことがニュースとなり、感染症の治療の後、入院中の彼には多くの著名人が見舞いに訪れましたが、2023年11月30日、カトリックの最後の典礼を受けたあと、彼ははダブリンの自宅で妻に看取られながら肺炎のため、65歳でこの世を去りました。
国内盤なので、ライナーノーツ・英詞・帯は付属しています。
経年により、白い紙の部分に色褪せとシミが少しだけあります。
それ以外は美品です。